「AIなしでコード書ける?」と聞かれて言葉に詰まった日 ― AI依存時代のエンジニアが直面する現実
出典: zima
GitHub Copilotなしでコードを書くことに不安を感じる――。2025年のCEO調査では約半数が「AIは生産性に影響していない」と回答する一方で、現場のエンジニアは確実にAIに依存し始めている。この矛盾する現実が示す、AI時代のコーディングの本質とは。
AIなしでコードが書けない不安
「今日、AIなしでコード書ける?」
同僚からのこの何気ない質問に、多くのエンジニアが言葉に詰まる時代が来ている。GitHub Copilotを切ったエディタを見ると心細くなる、補完が出てこないだけでタイピングが遅くなった気がする――これは決して特殊な感覚ではない。
矛盾する調査結果とエンジニアの実感
2025年に発表された調査では、数千人のCEOを対象にしたアンケートで約半数が「AIは生産性にも雇用にも影響を与えていない」と回答した。この結果がHacker Newsで取り上げられると、コメント欄は賛否両論で荒れた。
反応が真っ二つに分かれた背景には、経営層と現場のエンジニアの間にある「体感の乖離」がある。
AI依存がもたらすもの
現場のエンジニアにとって、AIコーディングアシスタントはすでに「あると便利なツール」から「ないと不安なツール」へと変化している。この変化は以下のような影響をもたらしている:
ポジティブな側面
ネガティブな懸念
「生産性向上」の実態
CEOが「AIは生産性に影響していない」と感じる理由は、おそらく以下のような点にある:
一方で、エンジニア個人は確実に「書く速度」の向上を実感している。この「体感」と「測定値」のギャップが、議論を複雑にしている。
これからのエンジニアリング
AI時代のエンジニアに求められるのは、AIとの適切な距離感かもしれない。
AIなしでコードが書けるかどうか――この問いは、「電卓なしで計算できるか」という問いと同じかもしれない。重要なのは、ツールに依存することではなく、ツールを使いこなす能力と、必要なときにツールなしでも動けるという自信のバランスだ。
まとめ
AIコーディングアシスタントは、エンジニアの日常に確実に浸透している。しかし、その「効果」の評価は立場によって大きく異なる。経営層が求める生産性向上と、現場が体感する効率化の間には、まだ埋めるべき溝がある。
AIとの共生時代において、エンジニアは「AIなしでも書ける」という基礎力を保ちながら、「AIと共に書く」新しいスキルを磨いていく必要があるだろう。
この情報は @zima さんの投稿を参考にしています。
出典: zima